【読書】とりあえず青ペンを買え『頭がよくなる 青ペン書きなぐり勉強法』(相川秀希)
早稲田予備校が提唱する青ペンを使ってひたすらノートに書くという勉強法。
なぜ青ペンなのか
人の視覚や感情は色彩に支配されている。
青は冷静さ、落ち着き、感情をコントロールする色だという。
それらの理由などから勉強で青ペンを使用することで受験や資格試験に合格する者が多くなったという。
青を使うと成績が上がるという科学的根拠は
ない
もう本書の中で気持ちいいほど言い切っています。
なぜ青を使うのか、そこが一番知りたかったのですが拍子抜けです。
科学的根拠はないが実績はあるし青ペンを使うと合格すると思い込むことが大切だという。
うーん、いわゆるプラシーボ効果ってやつですかね。
もちろん、青ペンを使うということ以外にも勉強方法はきちんと紹介されています。
- 授業で聞いたことを全部ノートに取る
- 教科書を全部ノート書き写す
などなど、ひたすらノートに青ペンで書きます。たしかに、そこまでやれば青ペンかどうかは関係ないような気もするのですが...
他に青ペンを推奨する本
今まで読んだ本の中でも青ペンの使用を推奨している本がありました。
抜群に優秀なコンサルタントが方眼ノートと青ペンを使っていたのを見て、著者も青ペンを使い始めます。
もともと使っていたコンサルタントも青ペンを使っていた理由は「なんとなく」と言っているので科学的根拠は本当にないのかもしれません。
実際に青ペンを使った感想
実は私もメインに青ペンを使っています。もう半年以上経過していますが、なにか変わったかと言われれば、変わった気もするし変わってない気もします。
でも、まあ慣れてしまうとノートに青い文字が羅列されているのも気持ちのいいものです。
一度、だまされたと思って試してみてはいかがでしょう?
おすすめの青ペン
水性ジェルタイプのペン。よい一時期コンサルティング会社に勤務していたときに常備されていた備品。当時の上級コンサルタントには絶大なる人気を誇っていました。
本書でも方眼ノートの本でもイチオシのペンです。
気持ち悪いくらい滑りがよいペンで、筆圧が軽い人向けです。私も大好きです。
ただインクの減りが早いのでまとめ買い推奨。
Vコーンに比べるとコンビニなどで簡単に入手できるので結果として何本か持っている状態。
ほどよくサラサラと書けて発色がよいのがお気に入りポイントです。
ペンを挟む場所がクリップ状になっているので、ボードやノートに簡単に挟んで持ち運ぶことができます。筆箱を持たずにノートや手帳だけを持ち歩く人にオススメです。
油性ボールペンといえばジェットストリーム。その書き心地は今までのボールペンの概念を覆すほどです。
ジェルタイプより粘性ボールペンタイプのほうが好きな人におすすめです。0.7mmが最も滑りがよく書きやすいと思います。
まとめ
実際に青ペンを使えば頭が良くなるとか成績が良くなるとか仕事ができるようになるという科学的根拠はないと思います。
ただ、現実的に青ペンを使っている人が多いのは事実で、万年筆ではブルーブラックのインクが人気です。
勉強を進めていく上では何かを信じて進んでいくいうことは大切です。
最終的には試験に合格する、資格を取得するなどの目的を達成すればよいのですから、その手段としての勉強法を学んぶ意味はあるでしょう。