丹波でゲンジボタルとヒメボタルを鑑賞
少し前の話だけど、丹波にゲンジボタルとヒメボタルを同時に鑑賞できるという場所に行ってきた。
丹波市内 各地でホタル祭り 6月20日から7月4日
http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=2291
そば処せせらぎ園に集合して、しばらくはホタル博士の解説を聞いていると日が暮れてボチボチとホタルが光り始める。
ここは川沿いに生息するゲンジボタルと山に生息するヒメボタルを同時に見ることができる全国でも珍しい場所なのだとか。
中央の川沿いにゲンジボタル、右手の山側にヒメボタルがいる
ゲンジボタルだけであれば芦屋川の上流に行くと少しだけいるけど、これだけ大量のホタルが舞う幻想的な景色を見たのは初めてだった。
2秒毎に定期的に光って少し黄色がかった光を出しながらゆらゆらと飛び回るゲンジボタル。人間を恐れていないのか単に気が付いていないのか近くに寄ってきて手の平に入ってしまうことも。
手の平の中でも同じように光り続けるので子ども達にも大人気。
山中にいるヒメボタルはゲンジボタルとまったく違う発光をする。
カメラのフラッシュのように白く眩しい光を1秒毎くらいに繰り返す。この地域ではかつて「ピカピカボタル」という愛称で呼ばれていたというが、それも納得である。
私が子どもの頃ですらホタルは珍しい昆虫になっていて、大量に舞う姿を見ることはできなかった。
図鑑の中でお尻が光って飛ぶ虫がいるということを見て知識として知っていただけだった。
ホタルが生息するには、正確には幼虫が餌を食べることができる環境が減ってきているという。河川の氾濫を防ぐために岸壁をコンクリートで固めたのがその原因の一つだという。残念である。
ホタルを撮影しようと試みたが、iPhoneでは無理だった。
一眼レフカメラを抱えてきて撮影している人たちがいるところを見ると、なるほど歯がたたないわけだ。
こういうときには一眼レフカメラが欲しくなるのだけど、実際に買ったら出番がどのくらいあるのか分からずに手が出せずにいる。ああ、物欲だらけである。
また来年も息子を連れてホタルを見に来ようと思う。