普段飲みのお酒として『老松 吟醸』伊丹老松酒造
自衛隊伊丹駐屯地の創立記念式典を見た後、阪急伊丹駅までバスで戻ってから歩いて伊丹の酒蔵、老松(おいまつ)まで買い物に。
この老松、1688年創業というから、実に300年以上、江戸時代から続く古い酒蔵である。しかもラベルに印字されている「御免酒」は江戸幕府に上納していたことの証であり、公式サイトには江戸自体に大関に番付されていた証拠が掲載されているほど。
http://www.oimatsu.biz/yurai.htm
今回購入したのは、特別なときに飲むのではなく、毎日の晩酌のときに手軽に軽く飲めるタイプの吟醸酒。値段も4号瓶で1170円とリーズナブル。ラベルから読み取れる情報としては、
米の詳細な銘柄、日本酒度、アミノ酸度は非表示なので飲んでからのお楽しみである。
開栓直後、ふわっと柔らかく優しい香りが漂ってくる。
一口飲んでみると、予想通り、さわやかですっと飲みやすいタイプのお酒である。
食事に合わせるなら魚介系のお刺身なんかが良さそうである。
お酒だけをじっくり飲んでいたのだが、飽きずにずっと飲み続けることができる。
その昔、幕府に献上していた酒がどのようなものであったか知る由もないけれど、この吟醸酒を手頃な値段で購入できて、毎日のように飲める現代はとっても幸せなのではないかと思ったのであった。
さて、この伊丹老松酒造のお酒はamazonでも楽天でも購入できないので、公式サイトのオンラインショップで購入するしかないようです。