【読書】「できる男は超少食」一日一食生活で健康と時間と成功を手に入れられるのか
「できる男は超少食―空腹こそ活力の源 !」の要約と感想です。
『できる男』の定義は曖昧ですが、1日1食の超少食生活を送る著者がメリットと実践方法を紹介しています。
超少食生活のメリット
朝から頭が冴える
人間の身体は物を消化すると血糖値が上昇して眠くなります。
食事をしないことで血糖値が安定し、朝起きたときから冴えた頭でフル活動できるのです。
デトックス効果で健康に
1日3食が常識になったのは最近のこと。
日本でも欧米でも、今より肉体労働が多かった時代でも1日2食だったことを考えると、現代は明らかに食べすぎなのです。
胃腸を休ませてデトックスすることで、本来の機能を取り戻し、健康になれるのです。
金銭的な余裕
食事の回数が減るので食費が減ります。
さらに健康体になるので医療費の削減にも繋がります。
結果、金銭的にかなり余裕ができることになるのです。
超少食実践方法
ステップ1 朝食の置き換え
いきなり1日1食にすると身体が驚いてしまうため、徐々に食事回数を減らしていきます。
最初のステップは朝食を胃の負担が少ない物に置き換えることです。
酵素ドリンクという沢山の野菜や果物を発酵させた飲み物は、胃への負担が少ないのに栄養価が高く空腹感がないので、朝食の置き換えに最適です。
ステップ2朝食を抜く
酵素ドリンクなどによる朝食置き換えに慣れてきたら、徐々に朝食を抜くようにしていきます。
3日に1回、2日に1回というように朝食を抜く頻度をあげていき、最終的には朝食を食べないようにします。
ステップ3夕食のみに
朝食抜きで生活ペースを作ることができたら、朝食を抜いた時と同じように昼食を抜いていきます。
最終的には食事は夕食のみにして、それ以外の時間帯は水や野菜ジュースなど水分を中心にします。
まとめ
飽食の時代になり、現代人が運動不足の割に食べ過だという主張は共感できます。
空腹時のほうが神経が研ぎ澄まされ、眠気が襲ってこないので、仕事や作業が捗るといいますが、この点は人によるので分からない部分ですね。
食事の量を少なくすることで健康になる可能性はあるでしょうが、ランナーとしては挑戦するのに勇気が必要な方法だと感じました。
寝食を忘れて色々なことに取り組んだ人が成功したのであって、食べない人が成功するわけではない、とは思うのでした。