ひどいフードファディズムを見た話
今日はひどいフードファディズムを見たのです。
フードファディズムとは、
フードファディズム (food faddism) とは、食べものや栄養が健康と病気に与える影響を、熱狂的、あるいは過大に信じること[1]。科学が立証したこと以上にその影響を信じ固執していることであり[1]、科学が立証したことに関係なく食べものや栄養が与える影響を過大に評価することである[1]。科学が立証したことよりもその影響を信じ固執していることである[1]。マスコミで流されたり書籍・雑誌に書かれている「この食品を摂取すると健康になる」「この食品を口にすると病気になる」「あの種の食品は体に悪い」などというような情報を信じて、バランスを欠いた偏執的で異常な食行動をとること[2]。 wikipedeiaより
本人が何を信じて食べたり食べなかったりするのは自由だと思うのだけど、それを他人にまで押し付けたりしないで欲しいのものである。
事の発端はフジパンの「ネオバターロール」である。今はセブンイレブン商品としても売られているみたいであり、人気があるのだろう。
以前、見かけたことはあるけれど食べたことがなかったのだけど、美味しいという人が多いし、1個169kcalというトレラン練習時の補給食としても優秀そうである。
そこに
マーガリンは食べないほうがいい。虫はマーガリンを食べ物として認識しないから。
というコメントが。
マーガリンは危険である。トランス脂肪酸はよくない。プラスチックを食べてるようなものである。
などなど、マーガリン自体が危険であるとの主張は聞いたことがある。
その主張が正しいかどうかは、聞いた各人が判断してマーガリンを食べるかどうかを決めればいい。
だが、しかし、
虫が食べ物と認識しないから
これは初めて聞いた。これはヒドい。ちょっと待って欲しい。
私たちは人間である。
そもそも「虫」が昆虫を指すのか、何を指すのか定義が不明確なことはさておき、虫と人類は同じ物を食べるのか?
それなら、あなたには虫と同じものだけを食べていてほしい。
何を信じるかは個人の自由だが、こんなことをしたり顔で語る私よりも年配の方がいることを知ると、世の中、本当にどうなってるんだろうと思う。
日本の未来は暗い。
こんなことを胸を張って「食生活は大切です」とか言われても信じれるわけないだろ。
とこの分を書いている途中にプラスチックを食べる虫が発見されたという記事を思い出した。
虫が食べ物と認識するのだから、彼はプラスチックを食べるのだろうか。
ぜひとも実行してもらいたいものである。