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アラフォーサラリーマンが本を読みラーメンを食べてマラソンを走って旅してIngressする物語。JGCとSFCのダブルホルダーだけどシンプルに生きて行きたいと願う日々。

【書評】戦闘妖精雪風シリーズ(神林長平)【感想・まとめ】

読書

いつだったかOVAのPVを見て、気になっていた「戦闘妖精雪風<改>」、「グッドラック 戦闘妖精雪風」、「アンブロークンアロー 戦闘妖精雪風」を一気に読みました。

 


戰鬪妖精雪風 PV

 

ストーリー

南極に突然現れた異空間との接点である「柱」。柱の向こう側から地球に侵攻して来る異星体ジャム。
人類は、その目的も、そもそも生命体かどうかも不明なジャムと戦うため、「柱」の向こう側にある惑星フェアリイに基地を作り、侵入を阻む戦いを続ける。
フェアリイ空軍FAF)の特殊戦隊は特別なミッションを背負っている。味方がやられていても援護する必要はない。戦闘中に集めた情報を死んでも持ち帰る。それが使命である。
その特殊戦に所属する深井零と戦闘機・雪風の物語である。
雪風にはコンピュータが仕込まれている。戦闘機の能力をフルに発揮するにはGに弱い人間は邪魔になりかねない。
ジャムとの戦いに人間は不要なのか、ジャムとの戦いはコンピュータとコンピュータとの戦いなのか。人間に未来はあるのか。
 

感想

3冊読み終えましたけど未完。
戦闘妖精というタイトル、カバー絵に描かれている戦闘機を見ると、激しいドッグファイト戦を想像しましたが、途中からは様相が変わります。
ジャムか戦闘機やコンピュータから人間そのものにターゲットを変更。
人間の精神を幻惑させる攻撃方法には対してFAFは突破口が見つからない。
どちらかというと精神世界の物語。自分の存在理由、現在・過去・未来の概念、自己と他者の境界線、ありとあらゆるものの常識的なものが壊されていく。
自分は一体何者なのか、視界に入っている姿は本当の姿なのか、何が正しくて何が間違っているのか。
 
パイロットである深井零と戦闘コンピュータである雪風は新しい概念である戦闘知性体に昇華するのですが、これは近未来の人類の姿を暗示しているような気がします。
コンピュータはもっと高度化し、ロボットやアンドロイドが人間の言語や感情を読み取って社会でさまざまな活躍をしていくことでしょう。
その中で、人間とコンピュータはどのように関わっていくのか。コンピュータっが人間を不要とする社会が来るのでしょうか。
 
それにしても、この続きはいつ出るんでしょうね。楽しみなんですけど、本当に出るんでしょうか。まさか、あの美しいアンブロークンアローのラストシーンで終わりってことはないよね、と思いたい。
 
メイヴのプラモデル格好いいので買ってしまいそうである。