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【読書】『天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある』らしいです

東大法学部主席卒業、財務省入省後、弁護士へ。最近はタレント活動も行っている山口真由さんの著書です。

まあ、なんと華麗で手が届かないレベルの人がいるもんだと思ったけれど、本人曰く「天才ではなく努力の人」とのことで、天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論があるという題名に惹かれて読んでみました。

 

最強の勉強方法は繰り返し読むこと

本人としては、体系化された知識を吸収することがとても得意なのでしょうが、その努力の仕方が常人ではなかなか到達できないところにありました。

その勉強方法はいたって単純。最も網羅的に記載された本を7回素通し読みすること

最初は内容がよく分かっていなくても全体を通して読み続けることで徐々にその枠組みを把握することができるようになり、最終的には記憶できるレベルに達することができるのだとか。

物にもよると思いますが、仮に日本史の教科書のようなものだとしても1回読むのに最低でも20時間程度は必要でしょう。徐々に読む速度が上がるとしても約140時間は費やすことになります。

これを複数科目同時並行的に実施するのですから、とにかく投入している時間量がハンパではないです。自分が受験時代にここまで打ち込んだかと問われると、残念ながらここまでは到達していませんでした。トップでなかったとしても東大に入学するには膨大な時間量の投入が必要だったのだということが今さらながら分かりました。

 

人生はいつまでも勉強

この勉強方法、決して受験だけに使えるものではなく、様々な資格勉強にも当然ながら応用可能なはず。が、そこまで自分が到達できるのか、これは自分自身との戦いのような気がしてきます。

そこで、著者は努力の結果を可視化できるようにすることがオススメだと言っています。定期的に模試を受ける、問題を解くタイムアタックをするなど応用範囲は簡単にして広そうです。方法論は分かった。あとはこれを実現できるだけの精神力があるのか、自分自身との戦いに打ち勝てるのか、勝ち負けがあるとすればそれは自分自身が相手なのだと強く実感しました。

個人的には問題集を解くことで覚えていくタイプの勉強方法でしたが、ちょっとこの方法も試してみようかと思っています。幸い?TOEICPMP、小型船舶免許など暗記系の勉強があることなので。さてさて結果はどうなることやら。

 

天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある

天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある