読む食う走る遊ぶ旅する

本を読みゲームを楽しみ副業アフィリエイトしながらJAL-JGCとANA-SFCで旅する記録

【日本酒】黒松白鹿 純米吟醸 春宵一刻(辰馬本家酒造)で春の宵を感じてみた

白熱日本酒教室を読んですっかり日本酒好きというか、日本酒を探索する旅に出掛けているのだけど、肝心の記録が伴ってなかったので、ちゃんと日本酒メモを残すことにしようと思う。

 

hiro2460.hatenablog.com

 

利き酒の世界をちょっと覗いてみると、香りや味の表現がものすごくたくさんあるけれど、今の自分ではそんなことできないので、色々と飲み比べて感想を残して行くことから始めようと思う。

白熱日本酒教室 でも最初のメモの残し方としては「好きか嫌いか」を記録に残して、自分の好き嫌いをきちんと理解することから始めようと書いてあった。

ので、単純に半分は自分用メモとして記録していこうと思う。さて、果たして1年で何合飲んでいるのだろうか、それもちょっと気になるところ。

 

黒松白鹿 純米吟醸 春宵一刻  

日本酒を買い求めようと考えたとき、せっかく西宮が近いのだから、ということで蔵元に出向いて色々と探せばいいじゃないかと考え、辰馬本家酒造が経営する白鹿クラシックスの売店を訪問。

 

www.hakushika.co.jp

 

まずは無濾過生酒を味の基準にしてみましょう、と白熱日本酒教室で言われていたので探してみると、季節限定の『純米吟醸 春宵一刻』を発見。

ふむ。初めて買うものから限定酒を選ぶと同じ物をすぐに買えないという弱点は理解しつつ購入。

 

www.hakushika.co.jp

 

純米吟醸 春宵一刻 本生』の表ラベル

薄いピンク色の紙に毛筆体。春の酒という雰囲気が漂ってます。

f:id:hiro2460:20150413231134p:image

 

 

純米吟醸 春宵一刻 本生』の製造情報

 

f:id:hiro2460:20150413231141p:image

分類:純米吟醸

原料:米(国産)、米麹(国産米)

精米歩合:60%

日本酒度:-1

酸度:1.7

アミノ酸度:不明

アルコール分:16〜17度

 

純米吟醸 春宵一刻 本生』の感想

開栓した瞬間、ふわっと華のような香りが広がって鼻孔を刺激する。もちろん、それは嫌な香りではなくて、日本酒でもこんな香りをすることがあるのだと驚きと楽しさなのだけど。

生酒ということで、帰宅してからたっぷり冷蔵庫に入れて冷やしてから飲むことに。まずはアテなしでそのまま飲む。

柔らかな香りのまま口に運ぶと、舌先では水のような味だったのが、喉を通るときには少し濃厚な味になって喉の奥に残る感じになる。ただ、その後、二口目以降は舌が慣れたのか、ずっと飲み続けたくなるような飲みやすさに変わっていく。

公式サイトによる商品紹介によると

じっくり長い時間低温で発酵させることで芳しい甘く華やかな香りを放ち、まだ落ち着く前の、繊細で様々な色を放つ味わい。 甘みが高まる17度で発酵をとめ、火入れを一切行わず、純米吟醸の繊細さをそのまま閉じ込めました。 華やかで甘みがしっかりありながらも、純米吟醸しぼりたてならではの繊細な味わいを、ぜひご賞味ください。

 

 

生酒ならでは、と言うのがどの部分なのかまだ把握できていないけれど、この酒が好きかどうか、で答えるなら

好き

である。

 

 

銘柄になっている『春宵一刻』の意味を調べてみた。

蘇軾の詩『春夜』に「春宵一刻直千金、花に清香有り月に陰有り、歌管楼台声細細、鞦韆院落夜沈沈(春の夜の趣には千金の値打ちがある。花は清らかな香りを放ち、月はおぼろに霞んでいる。夜になるとそれまで高殿で歌や音楽に興じていた人々の声も静まっていき、中庭のブランコに戯れる人もなく垂れて、夜はしんしんとふけていく)」とあるのに基づく。

 

  

なるほど、春の夜にこのお酒を飲みながら、趣を楽しめるような大人になりたいものである。それには、もうちょっと時間が必要かな〜。

 

純米吟醸 春宵一刻 本生』の販売情報

直営店の白鹿クラシックス売店か系列オンライン販売のみで購入できる模様。Amazon楽天では購入できない限定品。楽天では黒松白鹿の商品を扱っているので、そちらも試してみたい。

黒松白鹿シリーズの定番である『黒松白鹿 特別純米 山田錦』辺りも試しておきたいところ。