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【読書】自分の人生は自分のもの「頭にきてもアホとは戦うな」(田村耕太郎)

刺激的なタイトルの割には普通の内容でした。

自分の人生は誰のためにある?そりゃ自分ために決まってるじゃないですか。

と誰しもが答える簡単な質問なのに、本当に自分のやりたいことをやって、他人のためにくだらない時間を使っていない?と問われると、とたんに答えに詰まってしまうものです。

自分のやりたいことに時間を使うためには、他人の顔色や評価を伺って行動するのではなく、どう思われているか気にせずに行動することが必要。

これはベストセラーになったアドラー心理学の本「嫌われる勇気」の主張と同じです。 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 

自分ができることを精一杯やる。だけど結果はどうなるか分からない。とくに自分がコントロールできないもの(他人の行動や感情)は諦める。自分の思う通りにならないこと、理不尽なことのほうが多いと理解することで心理的には楽になります。

サッカーのキングカズこと三浦知良選手が「試合では全力を尽くすけど結果は分からない」という趣旨の発言をしていて、これは、決して勝ちを諦めているわけではなく、当然勝利を追い求めて全力を尽くすけど、すべての試合で必ず勝てる訳ではなく自分一人でコントロールできるものではない、と言っているのです。

自分自身ができることを精一杯やる。結果ばかりを気にしない。周囲の雑音や足を引っ張る人は相手にしない。やりたいこと好きなことに時間を使う。 

死ぬ前に人生を振り返ったとき、仕事ばっかりじゃなくて家庭や自分のことをもっとやっておけばよかった、そんな後悔をしない人生を送るためのヒントが書かれています。

 

 

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

  

やめないよ (新潮新書)

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