【レビュー】ASICS LYTERACER RS3 アシックス ライトレーサーRS3 は TARTHER ターサーの練習用の靴として最適
TARTHERシリーズの弱点はツブツブの消耗
レース用シューズとしてはASICSのTARTHER ZEAL 3 を使っているが、TARTHERの弱点はソールの減りが早いこと。爪先部分にある「ツブツブ」がすり減ってしまい、グリップ力が低下する。
勝負レースやスピード練のときには素晴らしい靴である反面、日々のジョグやLSDにまで履いていると消耗が早くて財布に厳しいのである。感覚的には300kmくらい走るとツブツブが摩耗してなくなる感じがする。
TARTHER ZEAL3のレビューはこちら
練習用シューズとしてのLYTERACERの特長
なので、普段の練習用に履く靴を探していて気になったのが、LYTERACER RS3(ライトレーサー)である。
同じような重さの靴として、FEATHER FINE があるのだが、大きな違いは中足部。
FEATHER FINE がフラットソールなのに比べて、LYTERACER は中足部が浮いていて前後のブロックが独立している感。つまり、TARTHERとソールの形状が似ているということである。
ソールの形状がレース用シューズであるTARTHERと同じである、ということは重さやブロックパターンは多少違っていても、ほぼ同じフォームで走ることが簡単になる。
これが練習はフラットソールとなっていてレース用と異なっていると、レースの時だけフォームが崩れる可能性がある。
これが最終的にLYTERACER RSを練習用シューズとして選んだ理由である。
なお、LYTERACERにはRSとTSの2種類が存在する。
RSはRacingのR、TSはTrainingのTを取っていて、TSの方がブロックパターンが粗くて重いのだそうだ。これは店員さんが教えてくれた。
レース用には TARTHER を履いていることを伝えると、練習用にはRSの方が走りやすいだろうとのアドバイスをいただいた。
レビュー
足を通してみると、TARTHERよりも若干小さい感じがする。試着したときも店員の勧めでTARTHERよりも0.5cm上のサイズから履いた。実際、購入したのはTARTHERよりも0.5cm上のものである。
もうかれこれ履いてから4ヶ月近く経つのだが、練習用としてまったく文句がないシューズである。
普段のジョグからLSD、インターバル走まで幅広くこなしてくれる。さすがにレースペースより速いペースで走る練習のときにはTARTHERを使っているが、それ以外ではオールマイティに走れる。晴れた日の六甲山では、芦屋川から有馬温泉までも問題なく走れた。
靴の選択にも色々と悩んだ結果、野辺山ウルトラマン2015も最初から最後までLYTERACERで走り通せたことからも個人的な信頼は厚い。
しばらくは練習用シューズは LYTERACER RS シリーズで行こうと決めた。
[アシックス] asics LYTERACER RS 3 TJL424 0142 (ホワイト/ブルー/25.5)
- 出版社/メーカー: asics(アシックス)
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