【ラーメン】富山ブラックはご飯と一緒に!「大喜 富山駅前店」(富山県富山市)
北陸新幹線の開通は特に関係なく富山にお出かけです。
関西から富山に向かうと、北陸新幹線開通前はサンダーバードで乗り換えなしで行けたのが、金沢駅で乗り換える必要が出てしまい、少し面倒だと思うようになりました。サンダーバードだけのときと新幹線乗換を比べても、時間は変わらないけど料金が値上がりしたのもマイナス面です。
久々に降り立った富山駅はきれいになっていたものの、駅前の街並みは特に大きな変化はありません。南口を出て5分ほど歩いたところに「大喜 富山駅前店」があります。本店は西町という、富山駅からは歩くと20分くらいかかる場所にあるので、こちらの店が行きやすいです。
富山のご当地ラーメンといえば富山ブラック。
そのスープの色が真っ黒に近い色をしていることからついた名前らしいのですが、その元祖がこの大喜なのです。
もともとは肉体労働者向けに「ご飯と一緒に食べられるラーメン」をコンセプトに作ったというそのラーメン。一体どんな見た目かというと、
黒い。真っ黒である。
丼の底が見えないどころじゃなく、少し下にある麺さえも見えないくらいに黒い。
そして、ぶつ切りにされた肉、分厚いメンマ、ざく切りされた白ネギ、黒胡椒と具自体はシンプルな構成にスープに負けない中太ストレート麺。
スープを一口飲むと、
濃い
しょっぱい
という感想だけが来るのだけれど、説明書通りに具と麺を混ぜてから食べると意外や意外、まろやかに仕上がるのである。
これはご飯が食べたくなる、ということでライスを追加注文。
うん、この濃い味付けはご飯にぴったりである。特に厚切りで脂身もある肉をご飯に乗せて一緒に食べるととても美味しい。店のコンセプトにある通りである。
これはラーメンだけだとしょっぱくて食べきれない可能性もあるけれど、ご飯と一緒だと一気に食べきれる。ぜひともラーメンとライスを一緒に注文してもらいたい。
富山に来るとついつい寄ってしまう富山ブラックラーメンの元祖「大喜」。
地元の人に聞くと、そんなに富山ブラックラーメンを食べる機会はないとのことだったけど、この味付け、たまに食べたくなる不思議な魅力の味なのでした。
ごちそうさまでした
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