読む食う走る遊ぶ旅する

アラフォーサラリーマンが本を読みラーメンを食べてマラソンを走って旅してIngressする物語。JGCとSFCのダブルホルダーだけどシンプルに生きて行きたいと願う日々。

読書「GAFA(スコット・ギャロウェイ)」から考える脱GAFAとか

やっと図書館で順番が回ってきたので、今さらながら「GAFA」を読むことに。

GoogleAppleFacebookAmazonの頭文字をとって「GAFA」と称するのだとか。アメリカITの巨人たちのサービスは、いつの間にか生活の中に溶け込んでいて、いかにしてGAFAが今も立場を築いたのか。そして、これからはどうなるのかを説いた一冊。

Google

シンプルなユーザーインターフェースと精度の高さで人気が出た検索エンジンが、まさかここまでインフラを仕切るような会社になるとは思わなかった。

検索エンジン

著者自身がGoogleが要求する情報アクセスに対して、新聞社としてどう対抗すべきか戦った過去が一番面白い。

一時期は無料で様々なニュースにアクセスできたが、最近は日経新聞朝日新聞も一部記事のみが無料で、ほとんどが有料となった。

Googleはさまざまな情報を集めてくるが、自らが情報を発信するわけではないので、その情報の中身については責任を負わないスタンスである。

少し前に日本国内で話題になったのが、医療・健康情報で検索結果上位のサイトが、本来の医療情報とは誤った内容であり、「医者監修」というのも虚偽だった。検索結果で上位に表示させるためのSEOを駆使して上位表示させ、広告やアフィリエイト収入を狙っているのだ。

もっとも笑ったのが、普段は健康食品のサイトを運営しているアフィリエイターが、いざ自分の健康状態が気になって検索したときに「ペラペラのサイトしかヒットしなかった。」と嘆いていたが、君のビジネスってやってること同じだよねと思った。

あるいは、他人のサイトの内容をほぼコピペして写真も盗用しただけのサイトが上位に表示されていたりした。

Googleの検索結果で上位に表示されているからといって、すべてが信用できるものではない、という情報リテラシーが必要な時代になっている。

ただ、現実問題として、検索エンジンはBingがあまりにもダメだし、Yahoo!はすでに独自検索エンジンYSTの開発を終了し、内部はGoogle検索エンジンを使っている。検索エンジンに関してはGoogle以外に存在しないのが実態なのだろう。

Gmail

Googleが社内で使っていたメールが無料で使えるようになる。最初は招待制だったGmailも使いやすいので、すっかり手放せなくなってきた。

一応、ISPのメールも持っているのだが、完全にGmailに頼り切っている。

ただ、中身を検索していることは宣言しているので、本当に大事な内容のメールはGmailで使わないようするしかないか。

Chrome

すっかりブラウザのシェアトップになってしまったChrome。軽くて描画が素早くシンプルなエンジンと、複数OSやスマホとも連携できるのが強みで広がった気がする。

ただ、いつの間にか大量にメモリを食うようになり、最初の強みがなくなってきている気がする。

MicrosoftIEとEdgeでうまくいってないので、ほかの選択肢としてはFirefoxになる。動作が重くなってしまったが、今は軽くなってスマホアプリもアカウント同期機能もあるので、乗り換えには適している。実際、使っていて特に不満はない。

www.mozilla.org

日本語入力IME

検索エンジンで入力されたキーワードをもとに日本語変換エンジンを無料で提供するようになった。

最初は使ってみて流行のキーワードの変換などが優秀だったが、ビジネス文章だったり長文になると検索効率が途端に悪くなる。

やっぱり最終的に強いのはATOK。日本語の長文変換には一日の長がある。月額のサブスクリプションモデルになって使いやすくなった。

atok.com

Google docsとSpreadSeet

クラウド上でワープロソフトやスプレッドシートを無料で使える。WordやExcelとほぼ同等のことが無料ででき、かつ、複数の端末からでも利用できるのがメリット。

また、複数人で同時に編集できる機能が優秀。

最初は面白がって使ってみたが、あえてクラウドのものを使う理由もない。ローカルで普通にWordとExcelで管理して、バックアップを取ればいい。

Google Maps

世界中、どこに行っても自分がどこにいて、どう動けばいいのか分かる。これはあまりにも便利すぎる。

代替手段はアップルのiPhone独自地図だが、それじゃ同じGAFAじゃないか、と。

ちょっとこれはやむを得ないか。

Google analyticsAdSense

サイトで何らかの広告収入を得ようとすると、この二つは外せない。というか、ある意味これに頼らないと雑記系のサイトでの収益は難しい。

日本国内にも似たようなタイプの広告配信会社もあるが、広告種類の豊富さと単価が違いすぎて使う気になれない。

 

完全にGoogleから逃げることはできないし、やるつもりもないけれど、少しは離れることができそうである。

 

Apple

アップルコンピュータからアップルへ。そして単なるオタク向けコンピュータ会社から高級ブランドへの転換。アップル製品を持っていること自体が、その人間自体を高付加価値の人間に見えるようにしたことが大きい。

そして、一人の天才とカリスマ性を持った者の神格化。周囲のものは批判することすら許されない、ある意味宗教と化している。

基本的にサードパーティ製の製品接続を許可しておらず、新製品が出ればその純正品を買うことを「お布施」と呼んでいるのは、その皮肉か。

ただ、アップルショップの無駄に高いテンションの店員は面倒くさいし、修理窓口は「ジーニアスバー」とかネーミングセンスが素晴らしいけど、予約まで一週間待ち。で、行ってみるとiPhoneを落として割った人ばかりで、残念ながらそこに高級感はない。

MacBook Air

初めて買ったMacMacBook Airでいまも現役である。もう6年経過するのにまだまだ頑張ってくれている。

そのころ、Windowsマシンがどんどん高価になり、OS自体も複雑怪奇な8.0が出始めた。MBAはその美しいフォルムと安い金額で「それ、Macでもできるよ」みたいな流れがあって買ってみた。

ここ最近はWindowsベースのシステム開発だが、昔はUNIX系を触っていたのでちょっと懐かしいこともあった。

しかし、最近は新製品が発表されるたびに落胆していく。ラインナップは少ないけれど、シンプルで価格が安いのが魅力だったのに、モデルもカラーも増えて値段も上がってしまった。

こうなると「それ、Windowsでもいいんじゃない?」である。

いま、MBAの後継機を検討しているが、価格面や周辺機器のことも考えると、MBAを選ぶことはなさそうである。

実際、キーボードも言われているほど打ちやすくないし、コマンドキーとかオプションキーとか多いし、まともなテキストエディタ少ないし、Siriとか不要な機能がどんどん増えるし...

iPhone

初めて買ったスマホauから出た伝説のクソ機IS04だった。

防水なのはいいがGPSをまったくキャッチしない。バッテリー消費が異常に早く、常に放熱していてカイロ状態。ここに書かれていることは嘘のようだが事実である。うんうんと頷いた。

maeharakazuhiro.com

買ったことを激しく後悔しているところに現れたau版のiPhone4Sは神だった。

スムーズなスクロールに感度の良いGPSとバッテリーの持ち。ああ、スマホってこんなに快適なのか、と。

その後、なぜか全面ガラスになったりしたことや、IngressやボケモンGOの影響もあって落として割ったこともあるが、iPhone7まで順調に機種変更をしてきた。

が、もうスマホに10万円以上を払ってまで買う気はない

ゲームとか色々やったけど、もう飽きた。

メールとかのメッセージ系と、地図と簡単な検索、飛行機や新幹線の予約ができれば十分だということに気が付いた。

自分の記録やブログ用に写真は撮るが、そんな高詳細なものは不要だ。

もうスマホ本体自体にお金をかけるのも馬鹿馬鹿しいな、といまさら感じるように。

次はandroid機でいいかな、と思ったが、これじゃAppleから離れてもGoogleを使うのでGAFAそのものからは逃げられてないな。

Facebook

中東でのクーデターやアメリカ大統領選挙でもその威力を発揮したというSNS

アメリカではFacebookから流れてくるニュースを読む人の割合が非常に高く、広告もとても有効にクリックされているということ。

実名を知っている友人との近況報告やメッセージやり取りのみに使っているので、ニュースや広告を気にすることがない。

ニュースや広告は、本人のプロフィールや友人、過去に「いいね」した記事の内容などから分析され、本人が読みたいものが配信される。

つまり、自分が興味を持ったり、知りたいと思った情報だけを読むようになる。反対側の意見をそもそも見ることがなくなり、狂信的になっていく可能性を秘めている。

人は見たいものだけを見る」と喝破したのはユリウス・カエサルだったが、それが今の時代になると加速している感がする。

フェイクニュースを簡単に信じてしまうのも、その影響なのだろうか。

「複数の新聞を読め」と昔から言われているが、これからの時代はますます重要いなるのかもしれない。

Facebookは使い方を注意したい。

Amazon

全小売店を凌駕した新しいプラットフォームの構築へ。

珍しい本の配送や、PCなどの細かいパーツを探して買うのが便利すぎて、すっかりprime会員として毎月の費用を払ってしまっている。

むかしはAmazonのランキングやレビューは参考になったが、いまはサクラが増えすぎていて、何が正しいのか分からなくなってきた。

検索結果が汚染されているのはGoogleと同じである。

幸いなことに、日本ではAmazonの代替手段がある。

本であればhonto楽天ブックス、家電製品であればヨドバシカメラビックカメラ。その他のものであれば楽天市場

あとは、そもそも公式サイトで買うのが一番いいと思う。

Amazonはある程度使ってきたけれど、本や家電も実際に手に取って見てから買いたい気持ちが強くなってきた。自宅にいながら配送してくれるのは助かるが、少なくともAmazonはなるべく使わないようにしていきたい。

ただ、本屋でも取り扱いが少ない重い書籍とかは、Amazonがやはり便利なのである。あとは日本の宅配業者が優秀すぎて、翌日配送とかが当たり前だと思ってしまう。

GAFAとか

改めて整理してみると、Googleのサービスと、Appleの製品をずいぶん沢山使っていることに気が付いた。

GAFAが提供する製品やサービスは魅力的で、自分たちの暮らしがより便利で素晴らしいものになるはずだった。

しかし、最近色々と暴露され始めてきたが、税金逃れをしたり、競合他社をつぶしたり、お金に関してはクリーンとは言い切れない状態になっている。

少なくとも、自分たちが使っている製品やサービスはどういう会社のものなのか、それが社会的にどう還元されているのか、という観点でものを判断してもよい気がする。

 

the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

 

 

 

説明会で机にペットボトルを置くだけで学生を落とすことはない

今年も新卒学生の面接の季節がやってきた。

最近の学生たちは、おしなべて優秀で真面目である。自分が大学生の時、ここまで真面目に勉強して、いろいろな経験をして、多角的に物事を考えていただろうか。

ここ数年は売り手市場という状況もあり、学生側が企業を選ぶような状態になっている。企業側としても「学生に選んでもらえる企業」である必要があるわけだ。

今年はどんな学生と面接できるだろうか、ちょっと楽しみにしていたら、こんな記事がはてブで注目されていた。

 

headlines.yahoo.co.jp

 なるほど、マナーの基本ができておらず、なぜそのマナーが存在するのか自分の頭で考えられない学生は落とす、とのこと。

さて、実際にこのようなことが行われる可能性はあるのか、学生側として自衛する手段はあるのか、ということを学生を二次選考する立場の視点から考えてみた。

説明会中はお茶を飲まない方が吉

日本は無駄なマナーが面倒くさい、同調圧力が大変だ、などと言われてしまいそうだが、売手市場の就職活動であったとしても、あえて自ら減点されてしまう可能性のある行為はやめておく方が吉。

説明会がどのくらいの時間かによるが、1時間程度であれば説明会の前にノドを潤して、説明会中くらいは我慢しておこう。

実は壇上に上がってスピーチをしていると、慣れている人なら人の挙動はほぼ丸見えなのである。興味なさそうだな、とか、遊んでいるな、くらいのことは簡単に察する。

社会人は打合せ中にお茶を飲む、というコメントもあるが、打合せでは双方が話すのでどうしてもノドが渇くシーンがある。そこで、ノドを潤すためにお茶を飲むのである。あるいは、遠方からわざわざ来てくれた相手に礼を尽くすためにお茶をだしているのである。

一方、説明会では、基本的に学生が話すことはないはず。なので、話して喉が渇いたので飲む、というロジックが通用しないのである。

空調や体調の関係でどうしても飲みたくなった場合は、企業側も一人がずっと話すわけではないだろうから、人が入れ替わるタイミングでさっと飲むのがおすすめ

日本のビジネスは面倒だな、と思われるかもしれないが、先進国とも新興国とも仕事をしている身からすると、日本以上にマナーで面倒な国も存在するよ、ということは言っておきたい。

どうでもいいマナーより勉学を

説明会でのお茶以外にもコートがどうこうなんて話も触れられていた。

が、コートの脱ぎ着なんて会社に入ってから覚えればいいものである。名刺の渡し方や電話の出方も新入社員研修で簡単に教えてもらう。

コートをどうするべきか、なんて秘書を目指している人以外が学生時代から知っている必要なんて皆無である。秘書になりたい人は少なくとも秘書検定の勉強をしているだろうから知っているはず。というか、知らないとやばい。

そんな、ある意味でどうでもいいマナーを就職活動用に知るくらいであれば、普段の勉強にリソースを注いでほしい。

学生の本文は勉学である。

それを忘れては、元も子もない。

マナーを知っているけど勉強できない人より、マナーを知らないけど勉強ちゃんとやっている学生を私は合格にする。

就職活動をビジネスとして便乗する人たち

就職活動に向けてのマナー、みたいなものがこの時期になってくると、あちこちで見かけるようになる。

正直、採用する側は、そんなところで判断していない

人生で初めての就職活動で緊張しているのは分かっている。スーツだって着慣れていないのも知っている。清潔感と自分が言いたいことをゆっくりでもいいから話してくれれば、それでいい。

そのことを企業側が受け入れずに、マナーとかどうでもいいことを学んでから来い、というのは上から目線にもほどがある。

そして、何より腹立たしいのは、自らは何もしないのに、企業側にも学生側にもあることないことを吹き込んで就職活動マーケットを作り出して儲けている企業やマナー講師とか名乗っている人たちである。

これこそ、本人たちは色々と言うであろうが、何の生産性もないビジネスである。いなくても困らない、むしろ、いないほうが良いかもしれない。

学生の皆さんには、自分が学生時代に学んできたこと、これから挑戦してみたいこと、を素直にアピールしてくれればそれで十分。表面的なものを取り繕う必要は皆無なのである。

よい学生さんに会えることを祈っています。

 

【ラーメン】賢記の海老焼売雲呑麺

横浜は関内にあるワンタン麺の専門店。

普通のラーメンはなくてワンタン麺かワンタンスープしかない割り切り方が素晴らしい。

券売機では、野菜雲呑麺、海老焼売雲呑麺、海老雲呑麺を選べるとのことで人気No1と書いてあった海老焼売雲呑麺をポチ。

食券を渡すと、細麺・太麺、塩味・醤油味から選べるので、細麺・醤油を選択。あと、蒸し鶏ネギご飯が無料サービスとのことでオーダー。ああ、また炭水化物だらけだ…

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外見ではワンタン麺に見えないほどワンタンだけで表面が埋まっている。

さて、まずはワンタン。

一口噛むと、中から熱い肉汁が出てきて口の中を占領する。肉だけではない、プリッとした食感は海老だ。

このワンタンはなかなか手強い。

スープはさっぱりした醤油系、麺は極細。ワンタンが強すぎてラーメンが負けてる。が、ワンタンが美味しいからヨシとしよう。

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そして、蒸し鶏とネギのご飯。これが美味しい。ご飯が進んでしまう。ビールが飲みたくなる…

お店のスタッフは中国系の方でしたが、日本語もしっかりしてて美味しかった。なんかこういう店は応援したくなる。

夜のおつまみセットもあるみたいだし、太麺の塩スープも気になるし、また夜に立ち寄ったみたい店が増えた。

 

香港雲呑専門店 賢記
〒231-0012 神奈川県横浜市中区相生町2丁目 横浜市中区相生町2丁目33
045-633-2007
https://goo.gl/maps/bgdnHRSRfwG2

 

読書「たゆたえども沈まず」原田マハ

フィンセント・ファン・ゴッホ、といえば知らない人はいないだろう画家。

美術に疎いわたしでも聞いたことがあるビッグネームである。

小学校の教科書に出てくるくらいだし、ゴッホのひまわりといえば、コナンの映画にも出てくるし、そもそも日本の芦屋市に存在して戦争で消失してしまったことでも有名である。なお、その芦屋の大富豪が住んでいたという場所には、石垣が残っている。

本作でも出てくるゴッホ作品「星月夜」は宮本輝の「田園発港行き自転車」にも出てきたな、とぼーっと思い出した。

それくらいゴッホ作品はメジャーなのである。

 

田園発 港行き自転車 上 (集英社文庫)

田園発 港行き自転車 上 (集英社文庫)

 

そして、写真で見る絵と実物を見たときのギャップがこれほど大きい画家は他にいないだろう。

ルノワールやモネなどの印象派の絵は、「おお、写真のとおりだ」と感動するのだが、ゴッホの絵は写真よりも実物のほうが圧倒される。なんかこっちに近寄ってくる感じがするのである。

ゴッホの弟テオの妻が「生きている」というような表現をしたが、まさにそれに近い感覚なのかもしれない。 

ゴッホを取り囲む人の物語

といっても、視点はゴッホ本人ではなく、ゴッホの弟であったり、ゴッホに浮世絵の影響を与えたと言われている林忠正の部下からの視点だったりする。

なので、実際にゴッホが何を考え、何に苦しみ、何に光明を見出して作品を作ったのか本人視点から語られているのではない。

しかし、第三者視点からでもゴッホの悩みと苦しみが伝わってくるのである。

繊細で、自意識過剰で、寂しがりやで、自堕落で、だけど絵を描くことが大好きで。

ゴッホが耳を切り落としたり、自殺した理由は結局謎のまま残ってしまっているけれど、あの時代は本当に閉鎖的で「印象派」と呼ばれたのは「絵を印象だけで書いているから」という上から目線で見下された表現だったのだ。

ゴッホはその印象派よりもさらに新しい技法を生み出した表現者であり、結局、彼の死後に評価が上がったのだから、新しいものを認めない時代だったんだな、と改めて思う。

そして林忠正の物語でもある

そして、本作はゴッホの死まで触れられているが、ゴッホに多大な影響を与えた林忠正の物語でもある。

フランスで日本美術、とりわけ浮世絵を広めた。もちろんビジネスではあるのだが、単にそれだけでなく、日本人として誇り高く、バカにされようが何を言われようが歯を食いしばってその地位を築いた人である。

そして、その浮世絵をゴッホの弟でありライバル画廊勤務のテオに売り、結果的にゴッホの絵に大きな影響を与えた。

ひょっとしたらこの人がいなければ、浮世絵も保護されることなく茶碗を包む紙として捨てられ、ゴッホの特長的な絵も誕生しなかったかもしれないのだ。

そう考えると人生とは面白いもので、そのときに分からないことでも、後世になって評価されるなんてことがあるのだ。

沈まない人生の過ごし方

でも、できれば生きているうちに評価されたいものである。

ゴッホは37歳でその生命を自ら絶ってしまった。

もし、もっと早く彼の絵が評価されていれば、もっと長生きして、もっと多くの絵を残せたかもしれない。

でも、一方で早逝して存命中に評価されない人生だったからこそ、苦しみやもがきが絵に現れ、かつ、枚数が少ないから価値が上がっているのかもしれない。

ゴッホ、なんとも不思議な画家である。

「たゆたえども沈まず」ゆらゆらと漂っていても決して沈まない。セーヌ川でのゴッホの決意は実らなかった。

パリの真ん中を流れるセーヌ川。そのほとりにはルーブル美術館があり、川沿いを走る人たちが大勢いた。ゴッホ林忠正が眺めたセーヌ川と同じ川をフランスで眺めたのだと思うと、感慨深いものがある。

楽しいことばかりではない人生だけど、嵐が過ぎるのをじっとまって、漂いながらも決して沈まない人生を歩んでいきたいものである。

 

たゆたえども沈まず

たゆたえども沈まず

 

 

 

 

【ラーメン】鶏ふじ 濃厚鶏白湯ラーメン(横浜 関内)

 横浜関内で前泊してのお仕事。

リッチモンドホテル横浜馬車道まではJR関内駅から徒歩5分だけれど、お腹が空いたので食べてからホテルにチェックインすることに。

雨が降っていて一度チェックインしてから再度でかけるのが億劫に感じたのが、その最大の理由かもしれない。もう雨が降ってると面倒なのよね、スーツで出かけるのが。

ラーメン鶏ふじの外観

さて、そのリッチモンドホテル横浜馬車道の目の前にラーメン屋が。道路を挟んで向かい側、徒歩1分。

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鶏白湯ラーメンがメインのラーメン屋さんの名前は「鶏ふじ」。看板には超濃厚の文字が。こってり系が好きな人間としてはそそられる文字である。

以前はもう少し関内駅近くにあったお店が引っ越した模様で、雨の影響か夜8時頃なのに客足はまばら。

店に入ると左手に券売機。

券売機では基本の左上。というか、そもそも鶏白湯ラーメンしかないのでトッピングを選ぶだけですが。

味の濃さなどを選べるのですが、やはりまずはノーマルの普通を注文。

カウンターで待つこと5分ほど。濃厚な雰囲気の鶏白湯麺が到着です。

超濃厚鶏白湯ラーメン

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おお、鶏白湯なのに少し濁ったスープの色は濃厚さをアピールしている。

その予想を裏切らない一口目。鶏の香りがしながらも、しっかりとコクがあり喉を過ぎてもしっかり味が残る。

そこに、トッピングされた岩海苔の味が染み出すと、動物系のスープに植物系の柔らかさが加味されると、スープに複雑さが増して深みが出てくる。

トッピングのチャーシューは赤身中心だけどしっかり時間を掛けて煮込んだことが分かる柔らかさ。メンマはびよーんと長く伸びているけれど、しっかり味が染み込んでいて柔らかくなっているので、歯ごたえはありながらも途中で噛み切れて、ちょうどいい感じ。

丁寧に出汁をとり、具体を一品ずつ仕込み、バランスよく仕上げられたラーメンは美味しかった。

で、どうやらラーメンの後に「雑炊セット」として白米をスープに投入するのがオススメのようだったが今回は辞退。さすがに炭水化物まみれだろう、と思いつつ、次回は挑戦してみようかと思わせる雰囲気でした。 

 

 ラーメン鶏ふじの場所

 

【ラーメン】麺匠濱星の濃厚煮干しラーメン(横浜関内)

横浜関内での仕事帰りに立ち寄り。

麺匠濱星の場所

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駅としてはJR関内より、みなとみらい線馬車道の方が近い感じだけど、関内からも十分に歩ける距離。繁華街の中にあるので、ややもすると見落としがちで、通りから見える赤い提灯が目印に。

注文は濃厚煮干しラーメン

店内に入ると右手に券売機。なにやら期間限定もあるみたいだけど、初めての店では券売機の左上、の法則に従って濃厚煮干しラーメンを注文。煮卵やチャーシュー乗せなどトッピングも選べる。

そして気が付いてしまったビールと唐揚げセット480円。なんとお得なのか!期間限定とのことだが、これは迷わず購入。

ランニングした後だから大丈夫、と自分に言い聞かせながら。

濃厚スープに細麺が絡む

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まずはビールと唐揚げ到着。アツアツの唐揚げ(写真撮り忘れた)を頬張りながらビールで流し込む。いやー、やはり家で缶ビールを飲むより店で生ビールと唐揚げを食べる方が当たり前だけど美味しい。

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しばし経つとラーメン到着。

丼から匂い立つ煮干しの香り。これは間違いなく濃い。それもかなり。

スープをレンゲですくうと、ドロっと垂れていくところも、また濃いことを予感させるに十分な要素である。

さて一口。うわ。これは濃い。

もうドロドロになるまで煮込んだスープに細麺がじっとり絡みつく。スープが染み込んだ麺は、油断すると油がはね飛びそうなので注意してゆっくりすする。

口の中に広がる煮干し臭。これぞ濃厚煮干しスープ。いやー、ひさひざにここまで濃い煮干し系を飲んだ気がする。

このスープにチャーシューや卵もしっかり浸して食べる。そしてビールで流し込む。

うむ。美味しい。運動して疲れた体に染み込んで行くのが実感できる。やはり、やや塩っ気のあるものを肉体が求めていたのである。

ごちそうさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

【駅弁】崎陽軒の炒飯弁当(新横浜駅)

横浜駅の定番駅弁

横浜駅から新幹線に乗って帰る時の定番は崎陽軒シウマイ弁当である。やはり弁当の王様というか、他の選択肢はあり得ないよね、みたいな謎のプレッシャーが。

今日は乗り換えに時間があったので、一度在来線の改札を出て、新たな弁当を探しに…出たはずだったのだが、結局、改札外の崎陽軒のお店で弁当を購入。改札を出た意味がなかった...

シウマイ弁当と炒飯弁当の違い

だが、今回はいつもと違って炒飯弁当である!

シウマイ弁当より30円高い860円だが、白ごはんが炒飯に変わるのだから、こっちの方がお得かも…みたいに思ったのである。

にしても、駅改札内売店で炒飯弁当って売ってただろうか。いつもノータイムでシウマイ弁当を選ぶので気付かなかっただけかもしれない。

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新幹線に乗り込んで、いざ開封!もちろん、お供はビールである。

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具材はシウマイ3個、唐揚げ2個、タケノコ、錦糸卵、スパゲティ、紅生姜、そして炒飯! 

シウマイ弁当よりもオカズの種類がやや少ないが、その分、炒飯に注がれていると信じたい。

いざ実食

グリーンピースがやけに多い気がするが、ベタつくことないパラパラした炒飯なのに味が染み込んでいて、弁当ならではの味付け。

さらに肉の塊もゴロゴロ入っていて満足感高め。そこにオカズのシウマイや唐揚げをセットにすると、うん、小さな中華料理店に行った気分になれる。

シウマイ弁当は白ごはんが多いので、どうしても和の弁当テイストが強いのだけど、炒飯弁当は中華弁当テイストが強い。

白ごはんが炒飯に変わっただけで、ここまで雰囲気が変わるものなのかと驚いた。

まとめ

シウマイ弁当より30円高いけど、満足度も高い弁当だ。

和のテイストで行きたい気分の時はシウマイ弁当、中華気分の時は炒飯弁当と使い分けて行くと良さそうである。

いやはや、恐るべし崎陽軒

もちろん、お土産に「特製シウマイ」も買って帰ったので、家でビールのつまみにしようと思うのでした。

 

 

崎陽軒のシウマイレシピ70

崎陽軒のシウマイレシピ70