春日大社 第六十次式年造替「お砂持ち」に参加た感想
今から1300年前の奈良時代に建てられた由緒正しき神社。そこで執り行われた、第六十次式年造替(しきねんぞうたい)「お砂持ち行事」に参加してきました。
式年造替とは
お砂持ち行事の頭に付いている「第六十次式年造替」とは、
この儀式は、神さまがお鎮まりになる神殿や、神さまの御料で御殿の中にお納めをする御神宝などを造り替え、御修繕を行うことによって、御神威のさらに若々しく力強いご発揚を願う、日本人固有の信仰に基づいて行われるものであり、当社では創建以来ほぼ20年毎ご奉仕されてきました。
(春日大社公式サイトより)
とあり、20年毎に建物を修復して綺麗にしているイベントの、第60回目だということです。これだけで単純計算1200年なのだから、春日大社の歴史、恐るべしです。
基本的に建物を新築することはなく、既存の建物の修復がメインであり、宮大工の技術継承の役割も担っているとのこと。よく考えられた制度です。
お砂持ちとは
お砂持ちは式年造替のなかのイベントの一つです。
御本殿前に敷き詰めているお砂を入れ替えする、江戸時代以来の式年造替諸行事の一つです。新装された国宝御本殿を間近に拝観できるとともに、お砂を御本殿内院の前庭や後殿へ納めていただき、御仮殿にご参拝いただけます。
なるほど、この説明だけですと何をするのか分かりにくいですが、本殿に入ることができる数少ないチャンスであることは分かります。
次は20年後になる可能性があるのであれば、是非とも行っておきたいところです。
お砂持ちの参加費は2,000円で予約不要です。また、神社関係者から配られる特別な招待状もあるそうです。
春日大社に到着、いよいよお砂持ちイベントへ
阪神なんば線の快速急行に乗って近鉄奈良へ。直通運転が始まってから、奈良に行くのが本当に楽になりました。
とバス乗り場に向かうも「春日神社本殿」行きのバスは、秋の土日は運転しておらず、1番乗り場から出発する循環コースバスに乗ります。
春日大社へ向かう道が細いこともあるし、正倉院展が始まったこともあって道路は渋滞して駐車場も軒並み満車状態。電車でよかった。
春日大社参道のバス停を降りると、ぞろぞろと大勢の人が春日大社に向けて参道をあるいています。外国人の方が多いのも印象的です。
樹齢何百年なんだろうかと思う巨木と石灯籠に囲まれた参道は、少しずつ厳かな雰囲気に包まれながら10分ほど歩くと本殿前に到着します。
まずは本殿前でお参りしてから「お砂持ちイベント」の受付へ。ここで現金2000円を支払って「お砂持ちセット」を受け取ります。
まずは紫色の布を首からかけるのですが、向きやポジションがあるらしく、お手伝いの方が手伝ってくれます。
一定の人数が集まった段階で中庭に移動して、神主様からお祓いを受けます。
目の前にあるご神木と天皇陛下ならびに宮家の方々の文字を見て身が引き締まります。
その後、御仮殿で神様にお参りした後、いよいよ本殿へ。
本殿の内部では、敷き詰められている白石のところに、受付で渡されて持参した「お砂」をまきます。
「お砂」は受付で渡された復路の中に入っています。これを手で少しずつ取りだして撒くのです。
作業としてはほんの数十秒。たったこれだけのことなのに、なんだか神聖な気持ちになるのは不思議な感じです。
決して普段から信仰心が厚いわけではないのですが、やはり独特な雰囲気がそうさせるのでしょう。普段はおしゃべりな息子も押し黙っていたので、『空気』というのは大事なんだと改めて実感。
次に本殿に入れるのは20年後。また訪れることができるか分かりませんが、できることなら行ってみたい、そう思わせるイベントでした。
なお、御仮殿と本殿内部は写真撮影禁止でした。
お砂持ちイベントのお土産
参拝記念の品は「ステンド風藤巴紋根付」でした。解説によると
鎌倉時代に源義経が奉納したと伝えられる国宝の籠手の布地にも使われている「藤巴」の文様を模り、第六十次式年造替のこの機会にご参拝いただいたことを記念してお配りしています。
とのことでした。
なんだかとっても綺麗な根付で、スマホやカバンに付けるのが勿体ないくらい。
しばらくは部屋に飾っておこうかと思うのです。
興福寺の阿修羅像見学
http://www.kohfukuji.com/property/cultural/001.html
正倉院展も始まっていたのですが、帰りに興福寺で「千手観音像」や「阿修羅像」を見てきました。
お土産屋さんのおばさん曰く、公開された直後は5時間待ちなんてこともあったのだとか。待ち時間もほとんどなく、ゆっくり阿修羅像を見学できました。
入口では金剛力士像の頭部の巨大さに圧倒され、十二神将や千手観音像の精密さに驚嘆し、阿修羅像の強さと美しさを兼ね備えた気品に見とれる。
建物自体は決して広くないですが、ゆっくりと濃密な時間を過ごせる場所です。
仏像なんて興味ない、と言っていた息子が出口まで行ったのに「もう一回見てくる」と言ったほど。
しかし、館内は全て撮影禁止なのです...
唯一残念だったのは、ミュージアムショップに阿修羅像のミニチュアなどがなかったこと。そういった物は作ってはならない、という規則でもあるのでしょうか。
町を歩いていると『奈良県限定 仏像コレクションガチャ』があったので回してみると、1回で阿修羅像を入手。
いや、これ、かなり精密に作られているので、感心して満足しながら家路へ。
まとめ
20年に一度しか行われない式年造替「お砂持ち」イベント。
これは行って良かったと心から思えました。
受付してから終了までは20分ほど。
2,000円が高いか安いかは個人の感覚ですが、この体験はお金の問題ではないと思いました。
あと20年、そのときにもう一度本殿に入ってお祈りできることを楽しみにしておきたい。
そう思わせる空気がありました。
NHKスペシャル「神々の領域を走る」雑感
放送が延期になってしまったNHKスペシャル「神々の領域を走る」が10/2に放送されました。
南米パタゴニアを141km走るトレイルランレース。そこに出場した日本トレイルランニング界の生きる伝説、鏑木毅さんに密着した物語でした。
パタゴニアを走るウルトラフィヨルドは世界一過酷なレース
正式名称はウルトラフィヨルド(Ultra Fiord)。そのレースは世界一過酷なレースと呼ばれています。
未舗装の山野を長距離走るトレイルランニングは全世界で行われているが、中でも100kmを越えるレースは完走するのも難しく、平均的な完走率は65%とされる。
ところが2015年に行われた第一回ウルトラ・フィヨルドはエントリーした33人中、完走したのはわずか10人。完走率はわずか30%。
あまりの厳しさに「世界一過酷なレース」として、世界のトレイルランナーたちに知られるところとなった。
100km以上のトレイルランレースといえば、ウルトラ・トレイル・マウント・フジやウルトラ・トレイル・デュ・モンブランなどの160kmレースの方が有名ですが、それよりも過酷だということなのでしょう。
レースの風景を見ていると、道なき道を歩む原生林、猛吹雪の岩山地帯、延々と続く一本道、など心が簡単に折れてしまう仕組みがあちこちに。
ああ、これは完走率が低そうだと思ったものです。
1時間という短い時間では伝え切れてない感じ
原生林や吹雪の中を141km、トップでゴールした選手でも40時間近く走っています。
日本人である鏑木毅さんが中心に捕らえられていますが、レース全体の話、下位選手の様子などを伝えようとすると、1時間という枠は短かったのではないかと。
残念ながら、優勝候補や注目の選手が序盤のオーバーペースで早々にリタイヤし、レース展開自体は途中から変動なくゴールしたため、レース自体はやや退屈でした。
その分、選手一人一人の声を拾っていく撮影はとても好感の持てるものでした。
どうしてもトレイルランのドキュメンタリーというと、このレースに出た鏑木毅さんがUTMBで3位になったときの「極限のトレイルラン: アルプス激走100マイル」が比較対象になってしまうのです。
レース終盤で魂の追い上げを見せる鏑木毅を見て胸を熱くしたものです。いや、過去形ではなく、今でも保存版にして何回も見ていますが...
神々の領域とは人間の本能と限界を超えた場所
タイトルにもなっている「神々の領域」の答えはレース終盤になって明かされました。
てっきりパタゴニアの雄大な自然の中で、神に最も近づける場所、とかそんなことを想像していたのです。
しかし、神々の領域とは、自分自身が肉体的にも精神的にも限界を超えたとき、脳が動くことを止める指令を出しても、争って動き続けること。
人間の本能がコントロールする部分を超越した「神々の領域」で動き続けるのです。
フルマラソンの35キロ地点、ウルトラマラソンの80キロ地点でも肉体の限界を感じる瞬間もありますが、そんなものではないのでしょう。
不眠不休で夜も明かり一つない山中を走り続けることで、初めて体験できるゾーンなのかもしれません。
トレイルランナーのヤマケンこと山本健一さんは著書の中で、160キロレースで夜の山を走っているときに、闇に溶け込んで自然と一体化していることを実感できると述べていました。
なるほど、もっと超長距離トレイルにチャレンジしないと触れられない領域なんだ。
100キロ以上のトレイルランニング大会、いつか出て、その神々の領域に一歩だけでも近づいてみたいものですが、遠いな〜。だからこそ挑戦しがいがあるってものなんでしょうけど。
再放送は2016年10月5日 午前0時10分から。もう一回見てみようかな。
アルプスを越えろ! 激走100マイル―― 世界一過酷なトレイルラン
- 作者: 鏑木毅
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2013/03/18
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (5件) を見る
台東区浅草「弁慶」の背脂ちゃっちゃチャーシューメンに久々に
台東区の銀座線かTXの浅草駅から歩いて5分ほど、言問通り沿いにある一際目立つ派手な看板のお店が「弁慶」。
学生時代には、深夜に堀切店まで車を飛ばして何度も食べに行ったのが懐かしい。
言問通り沿いや浅草寺近くにラーメン屋はたくさんあるのに、つい懐かしくて弁慶に足が向かってしまったのでした。
最近のお店にはない、テーブルと床が油ギッシュでぬるぬるしているのも懐かしく、券売機で定番のチャーシュー麺1,030円を購入。
昔は大盛りも食べれたはずだけど、今はさすがに食べきれないんじゃないかと思って普通盛りに。
さて、待つこと10分ほど。
スープの上に背脂が浮いている。おお、懐かしの背脂チャッチャ系。
一時期は土佐っ子ラーメンか弁慶か、といわれ、あちこちに似たような味の店があった背脂系も、いまや東京でも関西でもほぼ見かけなくなりました。
しかし、この不健康そうな味の濃さが大好きなのである。
濃厚な醤油スープに脂身が後追いしてくる。
口の中に入れた後もしばらく後を引く濃さ。
そしてトロトロのチャーシューが、さらに味の濃さが後追いしてきます。
気がついたら一気に食べてしまいました。
スープまでほぼ飲んでしまって、 「ああ、こりゃ太るな、もっと走らなきゃな」と思い店を後にしたのでした。
ごちそうさまでした。また浅草に来ることがあれば立ち寄りたい。
関連ランキング:ラーメン | 浅草駅(東武・都営・メトロ)、浅草駅(つくばEXP)、本所吾妻橋駅
【読書】一生お金に困らない生き方(心屋仁之助)でお金へのマインドセットを変える
「一生お金に困らない生き方」を読みました。
タイトルだけ見て、お金の話かと思って図書館で予約して借りましたが、儲け方や節約方法の話ではなく、心理カウンセラーらしくお金に対するマインドセットの話です。
要約すると、
- 自分はお金をもらう価値がある人間であるとマインドセットする
- お金基準ではなく好きな物を買う
- お金を貯めてから使うのではなく、使うとお金が入ってくる
うん、自分でまとめても、なんとなく嘘っぽく感じてしまいます。
自分はお金をもらう価値がある人間であると考える
お金がない人は、ついつい「こんな私がお金をもらっていいのか」と自分を過小評価して卑下しているのです。
いや、そうじゃない、自分は存在して生きているだけで価値がある人間なんだ、と気持ちを変えることで運気が変わるのです。
とのことですが、なんだか一歩間違えると厚顔無恥な人間が完成しそうである。
お金を持っていない、あるいは稼げていないことで自分自身の存在を否定する必要はないけれど、TVや雑誌では金持ちやセレブ達がこれ見よがしに美味しいものを食べ、派手な生活を送っているのを見てしまう。
すると、同じような生活ができない自分自身がどうにも惨めになってしまう。
資本主義の世界にいると、どうしてもお金を持っている人が上位?にいるような気がして、お金を持っていないことに引け目を感じるのでしょう。
仮にお金を持っていなくても存在価値までを否定するのは行き過ぎで、お金を持っているから偉い訳ではないというマインドセットは効果的。
ただ、そもそもTVや雑誌を追い掛けるのを辞めるべきでしょう。
図書館で好きな本を借り、休日はお弁当を作って近くの山や公園に出かける、毎日が平凡であっても、そこに幸せを見出すことができれば、お金は最低限あればいいんだと気付けるということなのでしょう。
お金基準ではなく好きな物を買う
いわゆる「安物買いの銭失い」を止めて、自分が好きな物に囲まれて生きていく、そんなライフスタイルの提案。
最近では、ミニマリストという言葉も普及してきて、決して派手ではないけれど、ゆっくりとした時間の中で生きていくライフスタイルも注目されているようです。
「安いから」という基準であまり好きではない物を選び、ついつい買いだめしてしまうけど、そもそも気に入ってないから着ない・使わない、そしてまた安い物を買って家の中が物で溢れる。
お金がない人が陥りがちな購買動向といえます。
ある程度、自分が気に入った物を買っていって長く使った方が、結果的にはコスパが良くなる、というものなのです。
お金を貯めてから使うのではなく、使うとお金が入ってくる
貯金額や細かいことを気にせず、自分が使いたいと思ったときにお金を使う。
そうすることで経済が循環して、回り回って自分のところに戻ってくるので金持ちになれる、といいます。
これは悩ましい。
デフレになる一つの要因にある、人が安い物ばかり買い求めるため、結果的にお金が循環しない状態に陥ってしまうというもの。
これを打破していくのが狙いなのかもしれません。
面白いな、と思ったのは「神社チャレンジ」。
なんと、神社に1万円のお賽銭をしてみよう、というもの。
カウンセリングスクールの生徒さんで、実行して結果的にお金が入ってくるようになった人も数人いるとか。
初詣の時なら分かるのですが、今からいきなり近くの神社にお賽銭、といわれると腰が引けてしまいますね。
来年のお正月にはえべっさんに1万円のを入れてみようかと思いました。
まとめ
おおざっぱにまとめると、「お金で細かいことを考えずに好きなことに使うことで、巡り巡って自分も金持ちになれるよ」という感じ。
無駄な物にお金を使わず、必要なものや好きなものにお金を使う、というシンプルな考え方はとても納得できるものです。
毎日、お金のことばかりを考えてキュウキュウとするのはイヤだ。
そんなお金の考え方を身に付けたい人におすすめです。
不倫するのは仕方ない?【読書】人はなぜ不倫するのか
不倫するのは仕方ない、人間だもの
「人はなぜ不倫するのか」という問いに対して
「だって人間だもの」に近い結論が提示されていて大爆笑。
上野千鶴子さんをはじめ、昆虫学者、動物学者、宗教学者などに「なぜ不倫するのか」というテーマで質問をしたところ、それぞれの見地から不倫について答えているけれど、誰も不倫行為そのものを否定しないのです。
それどころか、そもそも日本で一夫一婦制を採用していて、不倫即悪という図式になっていること自体が、生物がより優秀な遺伝子を後世に残そうとする観点から見ると合ってないのではないか、と説きます。
不倫しても仕方ない理由は?
曰く、女性は40歳以降になると男性ホルモン分泌が優位になるので性欲が増すから。
曰く、男性のナニの形は先に射出された精子を掻き出す形になっているのだ。
曰く、家族愛と男女の恋愛は別のものである。
なんだか、不倫を色んな角度から見て「仕方ないじゃない、動物なんだもの」と言うためのロジックを作る理由を探しているように見えなくもない。
なぜ他人の不倫をバッシングするのか
では、なぜ不倫をしている人、最近だとベッキー、に対して世間の当たりがここまで強くなるのか。そもそも自分と関係のない他人の人生にそこまで踏み込んでバッシングをするのはなぜなのか。
それは、「自分自身が不倫しないの、性に対して好き奔放にやっていることが許せない」とバッサリ。
まあ、確かに周囲の男性に聞いてもベッキー不倫に対して「許せない」と言っている人はほぼゼロ。怒っているのは女性ばかり。
一連の報道を見て「バカだな、こいつら」くらいの感想は抱いたけど、当人同士がよければ他人が口出しすることではない、と思っていたが女性は違う反応をしていた。
「清純派だと思っていたのに」
「不倫するなんて人の道から外れている」
「世の中を舐めている」etc
いや、そもそも芸能人に清純派だとか社会常識を求めてる時点で変だし、人の道から外れても自分には害はないんじゃ?
と思っていたところに本書の結論である嫉妬と聞いてすべてを納得した。なんだ、そういうことだったのか、と。
まとめ
不倫したい人はすればいい。双方が納得していれば他人が口を出すことではない。
独身者であろうと既婚者であろうと、その人が異性から見て魅力的なのであれば仕方ない。
日本には結婚制度があるので、お互い守るべきものと壊すもの、得るものと失うもの、色々考えればいいと思う。
それにしても、世の中にはそんなに不倫している人がいるのか。是非わたしにも(ry
- 作者: 亀山早苗,上野千鶴子,丸山宗利,竹内久美子,島田裕巳,福島哲夫,宋美玄,山元大輔,池谷裕二
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2016/08/06
- メディア: 新書
- この商品を含むブログを見る
六甲全山縦走大会2016に抽選申し込み完了
神戸市が毎年主催する「六甲全山縦走大会」がハガキでの先着エントリーからインターネットを使った抽選制に変わっていました。
六甲全山縦走大会の存在を知ったとき、出てみようと思ったけれど、申込方法が特定の日に神戸市役所でエントリーハガキを配付するという、サラリーマン大爆死のエントリー方法だったので諦めてました。
今年の日程は、11月13日か11月23日。
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/event/rokko/
そしてエントリーはJTBスポーツステーション。初めて登録しました...
これはあくまでウォーキングの大会で走るのは禁止、トレイルラン大会ではないとのこと。
でも、きっと宝塚に向かって下っていく最後の東六甲縦走路は走りたくなってしまうのこと間違いなし。
今年の冬シーズンは抽選に落ちまくって奈良マラソンしか出る予定がないので、13日にエントリー。
フルマラソン1ヶ月前にじっくり50km歩くのもいい経験になるでしょう。
ふうりんラーメン住吉店の「ふうりんラーメン」は芦屋店よりコクがある気がする(兵庫県神戸市)
ふうりんラーメンには、芦屋店と住吉店があります。
両方とも国道2号線沿いで、2つの店舗の間は車で15分ほど。
後からできた住吉店の方がやや店舗が広く、テーブル席もあるので家族向けな感じでしょうか。
さて、今日は住吉方面に用事があったので「ふうりんラーメン住吉店」へ。
夏休みの平日正午前らしく、働いている人と子ども連れが一緒に賑わっていました。
頼んだのは定番の「ふうりんラーメン」
鶏ガラと野菜でことこと煮込んだ優しい味のスープは、白菜やチャーシューが乗って深い味わいに。
ここに、好みで生ニンニクや辛子ニラを入れると、スタミナ系ラーメンに早変わりするのも面白い。
ふうりんラーメン、芦屋店と住吉店で少し味が違う、というのが家族の中で話題に。
芦屋店を長らく仕切っていた方が住吉店勤務に変わり、昔の芦屋店の味が、今の住吉店の味になっている、というのである。
なるほど、確かに試してみると、今の芦屋店は本当にさっぱりしているけれど、住吉店のほうがスープにコクがある。
味は好みの問題なので、完全に好き嫌いなのだけど、なるほど、言っていることは分かる。
ふうりんラーメン芦屋店には、いつも酒を飲んだ帰りに立ち寄るので、そのときはサッパリしたスープが胃に優しくてちょうど良いと思っていたのだけれど、住吉店のコクのあるスープは普通の食事時に食べるのに最適な気がします。
これからはどちらを食べるか、その時の胃袋と相談してみたいところです。
関連ランキング:ラーメン | 住吉駅(JR・六甲ライナー)、住吉駅(阪神)、御影駅(阪神)