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本を読みゲームを楽しみ副業アフィリエイトしながらJAL-JGCとANA-SFCで旅する記録

【ラーメン】楓林ラーメン 芦屋店(兵庫・芦屋) の「ふうりんラーメン」白菜たっぷり鶏がらスープ

JR芦屋駅から徒歩5分、国道2号線にあるお店。

この近辺のラーメン戦争の生き残りである。

カウンターだけのお店で、その基本の味となる「ふうりんラーメン」を注文。

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鶏がらすっきりスープ

薄く透き通ったスープに白菜、チャーシュー、ネギのトッピング。麺は細めのストレート。

スープは鶏がらでスッキリ飲みやすいが、醤油っぽいコクがある。そこに野菜をたっぷり煮込んだ優しい味付け。少しコンソメスープにも近い感じがする。

スープが近いラーメン屋は「どうとんぼり神座」の雰囲気が近いが、神座より辛みが少なくすっきり。

味変を楽しむ

薬味として、白ごま、おろしニンニク、辛子ニラがあり、それぞれ入れて混ぜると味が変わる。

ニンニクでスープにコクが加わり、辛子ニラでまったく違う雰囲気の火鍋のようなスープに変わる。ニンニクと辛子ニラを入れすぎると口臭と翌朝のお腹が怖い。

これは完全に飲んだ後に食べると美味しいラーメンである。もちろん、そのままのスープなら子供も大喜び。

おまけ

なお、チャーハンと味噌ダレで食べる餃子もおいしいのでビールのお供に(撮影忘れた)

 

【読書】「果糖中毒(ロバート・H・ラスティグ)」人類みなデブ化計画の主犯は果糖

過去28年で世界の肥満人口は2倍に増えたのだという。まあ、たしかに周囲を見ても太っている人が増えたような印象がある。

これは先進国だけではなく新興国も同様に肥満率があがっていることから、お金や食糧の有無以外の要因に着目したレポートである。

果糖とはなにか

結論として犯人は「果糖」と断定している。果糖とはなにか。

炭水化物は「デンプン」と「糖分(果糖分子を含む)」に分類される。デンプンは普通の食物に含まれ、最終的にグルコースブドウ糖)となるので問題はない。

問題となるのは「糖分」で、これはさらに「ショ糖(砂糖の主成分)」と「異性化糖(フルクトース、コーンシロップ、ぶどう糖果糖液糖、果糖ブドウ糖液など)」に分類される。

果糖の摂取量が増大している

最近の人類の総摂取カロリーに占める炭水化物の割合は、30年前の40%から50%に増えている。若干増えたとはいえ、1.25倍であり、そこまでひどい上昇率ではないので炭水化物を過度に嫌う必要はない。

また、総摂取カロリー自体もそんなに増えていない。

しかし、果糖の摂取割合は8%から12%と大幅に増加。摂取量は過去30年で2倍、100年で6倍にまで増えている。

ここに肥満の原因があるのだ。

脂肪が増えるメカニズム

そもそも、脂肪が増える仕組みはどうなっているのか。

  1. 食物を食べると血糖値が上昇する。
  2. 膵臓が血糖値を下げるためにインスリンを分泌する。
  3. インスリンがグリコーゲンを生成して肝臓に貯蔵し、筋細胞に運搬する。
  4. 余剰グリコーゲンは脂肪細胞の中に貯め込まれて肝臓などの内臓に付着する。

一度内臓に蓄積された内臓脂肪は、人類が過去に飢餓から逃げていた時代の名残で簡単には手放さない

増えた内臓脂肪は簡単には落ちない。だから最初から内臓脂肪をつけないようにするのが重要である。

そのカギを握るのがインスリン

インスリンの分泌をいかに抑えられるかが内臓脂肪を増やさないようにできるかのポイントである。

果糖の過剰摂取がデブの素

炭水化物を過度に嫌う必要はないが、異性化糖は可能な限り減らすべきであるというのが本書の主張である。

 そもそも、異性化糖は人間が作り出したものなことが多く、自然界から摂取したものを中心に食べていれば、そんなに心配はない。

しかし、近年の食生活では、油断すると、いたるところに異性化糖が含まれていて、知らず知らずのうちに摂取している。

このデブの素の摂取をいかに少なくできるかがデブにならないポイントである。

 で、結局どうすのか問題

白米や小麦粉に含まれる炭水化物、リンゴなどの果物に含まれている果糖、人工的に作られた果糖ブドウ糖溶液は分けて考えるべきだろう。

この中で摂取を気にすべきは「果糖ブドウ糖溶液」であることは疑いの余地がない。しかし、絶対に摂取を避けられるかというと保証は難しい。

誠実な会社は製造原料ラベルに表記しているので、そこを確認することにしたい。

でも、少しでも自分ができることは変えていこうかと思う一冊であった。

なお、当人はここ2年くらい体重が落ちずに悩んでいることを申し添えておきたい。 

果糖中毒 19億人が太り過ぎの世界はどのように生まれたのか?

果糖中毒 19億人が太り過ぎの世界はどのように生まれたのか?

 

 

 

【読書】阪急電鉄殺人事件(西村京太郎)

ついに関西私鉄の雄、阪急電鉄を舞台にした殺人事件の登場である。

とワクワクして阪急六甲駅のブックファーストで本を手に取り、阪急電車の中で読んでガッカリした感想を残しておきたい。

阪急という憧憬を作った小林氏

阪急といえば、テニスと熱いレポートで有名な松岡修造氏の実家筋である小林一三氏が築き上げた関西の帝国。

東の東急、西の阪急と言われ、阪急梅田から京都、宝塚、神戸に伸びる線路を走るマルーン色の車両は高級住宅街の象徴的でもあり憧れでもある。

そんな阪急を舞台にした西村京太郎サスペンスと聞けば、否が応でも期待が高まるというものである。

序盤、阪急梅田駅から毎時00分に神戸、宝塚、京都河原町に向かって同時に出発する電車の美しさを撮影するシーンが出てきて胸が高まる。これは阪急のこと分かってる感ある!

阪急六甲駅の構造と謎の死因

しかし、読み進めていくと、あれ?っという感じになっていく。

まず、死んだ人は阪急六甲駅でホームでフラフラして線路に落ちて死んだという。

六甲駅は各駅停車しか停車しない駅である。また、階段は上り線梅田より一か所である。

そして、六甲駅は待避線構造で複々線構造になっていので、停車しない特急電車などはホームから離れたところを通過するのである。

なのに、阪急六甲駅でフラフラしながら線路に落下して死亡したという。ゆっくり入選している各駅停車の先頭車両が停止寸前のところに落ちて死亡?ちょっと解せない...

もともと、死んでしまった女性とのワンチャンを期待していた主人公のオッサン、西宮北口で待ち合わせしているのに、神戸線が止まってるからと行って立ち往生。

いや、そこは宝塚経由で今津線西宮北口に行くとか、阪神電車で今津まで行って阪急で西宮北口に行くとかして欲しかった。普通に復旧を待つとか電車好きしゃないだろ。

この辺から「うーん」と思い出したところ、中盤以降は電車関係ない。小林一三とか石原莞爾とか出てくるけど、すべて妄想の範囲で訳が分からない。

お前は一体誰やねん問題

挙句の果てに殺人犯は「お前誰やねん」レベルで突然出てきた人たち。いや、こんなミステリー、殺人犯は予想できないわ。

阪急電車のファンは梅田駅のところで終わっておけば幸せのまま終わらせられる。

中年オッサンの未練がましい女性への偏愛や、石原莞爾のifの世界が好きな人は楽しめるかもしれない。僕はお腹いっぱいである。

神戸電鉄殺人事件」もひどかったが、本作もひどい。関西私鉄になんか恨みでもあるんだろうか。

 

阪急電鉄殺人事件 (十津川警部シリーズ)

阪急電鉄殺人事件 (十津川警部シリーズ)

 

  

神戸電鉄殺人事件 (新潮文庫)

神戸電鉄殺人事件 (新潮文庫)

 

 

 

【読書】億男(川村元気)

新幹線に乗る前に駅の本屋で見て気になっていた本。『宝くじに当たった男がどうなったか』という中帯に釣られて購入。

いや、自分も高額宝くじに当選したいものである。

あらすじ

昼は図書館司書、夜はパン工場でアルバイトしてる主人公の一男。

弟が背負っていた借金を肩代わりして妻子と別居しているが、偶然もらった商店街の福引券でもらった宝くじで3億円当選する。

使い道が分からない一男、大学時代の唯一と呼べる親友(九十九)に15年ぶりに電話する。

九十九は会社を起こして大金持ちになり、資産100億円以上とのこと。3億円を現金にして持って遊びに行くと、次々に酒や女を呼び出して、家の中は大騒ぎパーティ状態になるが、目が覚めてみると3億円が友人とともに行方不明になっていた。

3億円を取り戻すため、九十九を知っている人を尋ね歩きながら「お金と幸せの関係」を見つける旅に出る。

お金で解決できることできないこと

九十九と一緒に会社をやっていた3人に、九十九の行方と合わせて「お金と幸せの関係」を聞いていく。

お金が嫌いになった、と言いながら押し入れに隠した札束を見ることで心の安息を手に入れてた女、ひたすら賭けに大金を投じる男、手に入れた金を税金として払わないために始めた宗教法人で大人気になった男。

お金を使って高級車に乗り、美味しいものを食べてもすぐに飽きる。金で解決できることには限界がある。というのである。

と至極まっとうなコメントに見えるが、これは「金を持っている人間」の発言。

金で解決できないことがある、という事実を知ることができるのは、さまざまな解決に金を払える人種だけなのである。

信用という人間独自のもの

クレジットカードのクレジットとは何か知ってますか?答えは『信用』です 

クレジットは信用のことで、クレジットカードは借金だがカード会社が相手を信用して発行しているだけである。

この「信用」は人間独自のものと考えられていて、他の哺乳類や霊長類には存在しないと言われている。お金で買えないもの、それは信用である。

一度失った信用はお金では買い戻せない。

借金返済で生活が汲々としていた一男の妻が出て行った理由、このことに関する認識違いがそれを表している。

一男は生活が苦しかったから妻が出て行ったと認識していて、お金さえあれば元の生活に戻れると思っている。

一方、妻は「娘が初めて自らの意思で続けていたバレエを辞めさせろと言ったこと」にあったという。

それは人間は単に物を食べて生きるだけの生物ではなく、なにか生きがいや生きる目的を持つ生物であることの証のように聞こえる。

人はパンのみにて生くるものにあらず

まさにこの言葉である。そして、主人公が借金を返したとしても決して元に戻らないと宣言する。

一度そのような思考を持ち、信用をなくした人間とは二度と元に戻れない、ということなのだろう。

お金と幸せの関係とは

お金はある程度のことを解決できる。

でも、人間の信用だけは新たに買うことも買い戻すこともできない

ある程度のお金は生きて行く上で絶対に必要。お金がなくても生きていけるは幻想。しかし、お金で信用は買えない、失ったら買い戻せない。

このことだけはお金のあるなし関係なく覚えておきたい。

 

 

億男 (文春文庫)

億男 (文春文庫)

 

 

億男

億男

  • 発売日: 2019/04/08
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

 

 

読書「GAFA(スコット・ギャロウェイ)」から考える脱GAFAとか

やっと図書館で順番が回ってきたので、今さらながら「GAFA」を読むことに。

GoogleAppleFacebookAmazonの頭文字をとって「GAFA」と称するのだとか。アメリカITの巨人たちのサービスは、いつの間にか生活の中に溶け込んでいて、いかにしてGAFAが今も立場を築いたのか。そして、これからはどうなるのかを説いた一冊。

Google

シンプルなユーザーインターフェースと精度の高さで人気が出た検索エンジンが、まさかここまでインフラを仕切るような会社になるとは思わなかった。

検索エンジン

著者自身がGoogleが要求する情報アクセスに対して、新聞社としてどう対抗すべきか戦った過去が一番面白い。

一時期は無料で様々なニュースにアクセスできたが、最近は日経新聞朝日新聞も一部記事のみが無料で、ほとんどが有料となった。

Googleはさまざまな情報を集めてくるが、自らが情報を発信するわけではないので、その情報の中身については責任を負わないスタンスである。

少し前に日本国内で話題になったのが、医療・健康情報で検索結果上位のサイトが、本来の医療情報とは誤った内容であり、「医者監修」というのも虚偽だった。検索結果で上位に表示させるためのSEOを駆使して上位表示させ、広告やアフィリエイト収入を狙っているのだ。

もっとも笑ったのが、普段は健康食品のサイトを運営しているアフィリエイターが、いざ自分の健康状態が気になって検索したときに「ペラペラのサイトしかヒットしなかった。」と嘆いていたが、君のビジネスってやってること同じだよねと思った。

あるいは、他人のサイトの内容をほぼコピペして写真も盗用しただけのサイトが上位に表示されていたりした。

Googleの検索結果で上位に表示されているからといって、すべてが信用できるものではない、という情報リテラシーが必要な時代になっている。

ただ、現実問題として、検索エンジンはBingがあまりにもダメだし、Yahoo!はすでに独自検索エンジンYSTの開発を終了し、内部はGoogle検索エンジンを使っている。検索エンジンに関してはGoogle以外に存在しないのが実態なのだろう。

Gmail

Googleが社内で使っていたメールが無料で使えるようになる。最初は招待制だったGmailも使いやすいので、すっかり手放せなくなってきた。

一応、ISPのメールも持っているのだが、完全にGmailに頼り切っている。

ただ、中身を検索していることは宣言しているので、本当に大事な内容のメールはGmailで使わないようするしかないか。

Chrome

すっかりブラウザのシェアトップになってしまったChrome。軽くて描画が素早くシンプルなエンジンと、複数OSやスマホとも連携できるのが強みで広がった気がする。

ただ、いつの間にか大量にメモリを食うようになり、最初の強みがなくなってきている気がする。

MicrosoftIEとEdgeでうまくいってないので、ほかの選択肢としてはFirefoxになる。動作が重くなってしまったが、今は軽くなってスマホアプリもアカウント同期機能もあるので、乗り換えには適している。実際、使っていて特に不満はない。

www.mozilla.org

日本語入力IME

検索エンジンで入力されたキーワードをもとに日本語変換エンジンを無料で提供するようになった。

最初は使ってみて流行のキーワードの変換などが優秀だったが、ビジネス文章だったり長文になると検索効率が途端に悪くなる。

やっぱり最終的に強いのはATOK。日本語の長文変換には一日の長がある。月額のサブスクリプションモデルになって使いやすくなった。

atok.com

Google docsとSpreadSeet

クラウド上でワープロソフトやスプレッドシートを無料で使える。WordやExcelとほぼ同等のことが無料ででき、かつ、複数の端末からでも利用できるのがメリット。

また、複数人で同時に編集できる機能が優秀。

最初は面白がって使ってみたが、あえてクラウドのものを使う理由もない。ローカルで普通にWordとExcelで管理して、バックアップを取ればいい。

Google Maps

世界中、どこに行っても自分がどこにいて、どう動けばいいのか分かる。これはあまりにも便利すぎる。

代替手段はアップルのiPhone独自地図だが、それじゃ同じGAFAじゃないか、と。

ちょっとこれはやむを得ないか。

Google analyticsAdSense

サイトで何らかの広告収入を得ようとすると、この二つは外せない。というか、ある意味これに頼らないと雑記系のサイトでの収益は難しい。

日本国内にも似たようなタイプの広告配信会社もあるが、広告種類の豊富さと単価が違いすぎて使う気になれない。

 

完全にGoogleから逃げることはできないし、やるつもりもないけれど、少しは離れることができそうである。

 

Apple

アップルコンピュータからアップルへ。そして単なるオタク向けコンピュータ会社から高級ブランドへの転換。アップル製品を持っていること自体が、その人間自体を高付加価値の人間に見えるようにしたことが大きい。

そして、一人の天才とカリスマ性を持った者の神格化。周囲のものは批判することすら許されない、ある意味宗教と化している。

基本的にサードパーティ製の製品接続を許可しておらず、新製品が出ればその純正品を買うことを「お布施」と呼んでいるのは、その皮肉か。

ただ、アップルショップの無駄に高いテンションの店員は面倒くさいし、修理窓口は「ジーニアスバー」とかネーミングセンスが素晴らしいけど、予約まで一週間待ち。で、行ってみるとiPhoneを落として割った人ばかりで、残念ながらそこに高級感はない。

MacBook Air

初めて買ったMacMacBook Airでいまも現役である。もう6年経過するのにまだまだ頑張ってくれている。

そのころ、Windowsマシンがどんどん高価になり、OS自体も複雑怪奇な8.0が出始めた。MBAはその美しいフォルムと安い金額で「それ、Macでもできるよ」みたいな流れがあって買ってみた。

ここ最近はWindowsベースのシステム開発だが、昔はUNIX系を触っていたのでちょっと懐かしいこともあった。

しかし、最近は新製品が発表されるたびに落胆していく。ラインナップは少ないけれど、シンプルで価格が安いのが魅力だったのに、モデルもカラーも増えて値段も上がってしまった。

こうなると「それ、Windowsでもいいんじゃない?」である。

いま、MBAの後継機を検討しているが、価格面や周辺機器のことも考えると、MBAを選ぶことはなさそうである。

実際、キーボードも言われているほど打ちやすくないし、コマンドキーとかオプションキーとか多いし、まともなテキストエディタ少ないし、Siriとか不要な機能がどんどん増えるし...

iPhone

初めて買ったスマホauから出た伝説のクソ機IS04だった。

防水なのはいいがGPSをまったくキャッチしない。バッテリー消費が異常に早く、常に放熱していてカイロ状態。ここに書かれていることは嘘のようだが事実である。うんうんと頷いた。

maeharakazuhiro.com

買ったことを激しく後悔しているところに現れたau版のiPhone4Sは神だった。

スムーズなスクロールに感度の良いGPSとバッテリーの持ち。ああ、スマホってこんなに快適なのか、と。

その後、なぜか全面ガラスになったりしたことや、IngressやボケモンGOの影響もあって落として割ったこともあるが、iPhone7まで順調に機種変更をしてきた。

が、もうスマホに10万円以上を払ってまで買う気はない

ゲームとか色々やったけど、もう飽きた。

メールとかのメッセージ系と、地図と簡単な検索、飛行機や新幹線の予約ができれば十分だということに気が付いた。

自分の記録やブログ用に写真は撮るが、そんな高詳細なものは不要だ。

もうスマホ本体自体にお金をかけるのも馬鹿馬鹿しいな、といまさら感じるように。

次はandroid機でいいかな、と思ったが、これじゃAppleから離れてもGoogleを使うのでGAFAそのものからは逃げられてないな。

Facebook

中東でのクーデターやアメリカ大統領選挙でもその威力を発揮したというSNS

アメリカではFacebookから流れてくるニュースを読む人の割合が非常に高く、広告もとても有効にクリックされているということ。

実名を知っている友人との近況報告やメッセージやり取りのみに使っているので、ニュースや広告を気にすることがない。

ニュースや広告は、本人のプロフィールや友人、過去に「いいね」した記事の内容などから分析され、本人が読みたいものが配信される。

つまり、自分が興味を持ったり、知りたいと思った情報だけを読むようになる。反対側の意見をそもそも見ることがなくなり、狂信的になっていく可能性を秘めている。

人は見たいものだけを見る」と喝破したのはユリウス・カエサルだったが、それが今の時代になると加速している感がする。

フェイクニュースを簡単に信じてしまうのも、その影響なのだろうか。

「複数の新聞を読め」と昔から言われているが、これからの時代はますます重要いなるのかもしれない。

Facebookは使い方を注意したい。

Amazon

全小売店を凌駕した新しいプラットフォームの構築へ。

珍しい本の配送や、PCなどの細かいパーツを探して買うのが便利すぎて、すっかりprime会員として毎月の費用を払ってしまっている。

むかしはAmazonのランキングやレビューは参考になったが、いまはサクラが増えすぎていて、何が正しいのか分からなくなってきた。

検索結果が汚染されているのはGoogleと同じである。

幸いなことに、日本ではAmazonの代替手段がある。

本であればhonto楽天ブックス、家電製品であればヨドバシカメラビックカメラ。その他のものであれば楽天市場

あとは、そもそも公式サイトで買うのが一番いいと思う。

Amazonはある程度使ってきたけれど、本や家電も実際に手に取って見てから買いたい気持ちが強くなってきた。自宅にいながら配送してくれるのは助かるが、少なくともAmazonはなるべく使わないようにしていきたい。

ただ、本屋でも取り扱いが少ない重い書籍とかは、Amazonがやはり便利なのである。あとは日本の宅配業者が優秀すぎて、翌日配送とかが当たり前だと思ってしまう。

GAFAとか

改めて整理してみると、Googleのサービスと、Appleの製品をずいぶん沢山使っていることに気が付いた。

GAFAが提供する製品やサービスは魅力的で、自分たちの暮らしがより便利で素晴らしいものになるはずだった。

しかし、最近色々と暴露され始めてきたが、税金逃れをしたり、競合他社をつぶしたり、お金に関してはクリーンとは言い切れない状態になっている。

少なくとも、自分たちが使っている製品やサービスはどういう会社のものなのか、それが社会的にどう還元されているのか、という観点でものを判断してもよい気がする。

 

the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

 

 

 

説明会で机にペットボトルを置くだけで学生を落とすことはない

今年も新卒学生の面接の季節がやってきた。

最近の学生たちは、おしなべて優秀で真面目である。自分が大学生の時、ここまで真面目に勉強して、いろいろな経験をして、多角的に物事を考えていただろうか。

ここ数年は売り手市場という状況もあり、学生側が企業を選ぶような状態になっている。企業側としても「学生に選んでもらえる企業」である必要があるわけだ。

今年はどんな学生と面接できるだろうか、ちょっと楽しみにしていたら、こんな記事がはてブで注目されていた。

 

headlines.yahoo.co.jp

 なるほど、マナーの基本ができておらず、なぜそのマナーが存在するのか自分の頭で考えられない学生は落とす、とのこと。

さて、実際にこのようなことが行われる可能性はあるのか、学生側として自衛する手段はあるのか、ということを学生を二次選考する立場の視点から考えてみた。

説明会中はお茶を飲まない方が吉

日本は無駄なマナーが面倒くさい、同調圧力が大変だ、などと言われてしまいそうだが、売手市場の就職活動であったとしても、あえて自ら減点されてしまう可能性のある行為はやめておく方が吉。

説明会がどのくらいの時間かによるが、1時間程度であれば説明会の前にノドを潤して、説明会中くらいは我慢しておこう。

実は壇上に上がってスピーチをしていると、慣れている人なら人の挙動はほぼ丸見えなのである。興味なさそうだな、とか、遊んでいるな、くらいのことは簡単に察する。

社会人は打合せ中にお茶を飲む、というコメントもあるが、打合せでは双方が話すのでどうしてもノドが渇くシーンがある。そこで、ノドを潤すためにお茶を飲むのである。あるいは、遠方からわざわざ来てくれた相手に礼を尽くすためにお茶をだしているのである。

一方、説明会では、基本的に学生が話すことはないはず。なので、話して喉が渇いたので飲む、というロジックが通用しないのである。

空調や体調の関係でどうしても飲みたくなった場合は、企業側も一人がずっと話すわけではないだろうから、人が入れ替わるタイミングでさっと飲むのがおすすめ

日本のビジネスは面倒だな、と思われるかもしれないが、先進国とも新興国とも仕事をしている身からすると、日本以上にマナーで面倒な国も存在するよ、ということは言っておきたい。

どうでもいいマナーより勉学を

説明会でのお茶以外にもコートがどうこうなんて話も触れられていた。

が、コートの脱ぎ着なんて会社に入ってから覚えればいいものである。名刺の渡し方や電話の出方も新入社員研修で簡単に教えてもらう。

コートをどうするべきか、なんて秘書を目指している人以外が学生時代から知っている必要なんて皆無である。秘書になりたい人は少なくとも秘書検定の勉強をしているだろうから知っているはず。というか、知らないとやばい。

そんな、ある意味でどうでもいいマナーを就職活動用に知るくらいであれば、普段の勉強にリソースを注いでほしい。

学生の本文は勉学である。

それを忘れては、元も子もない。

マナーを知っているけど勉強できない人より、マナーを知らないけど勉強ちゃんとやっている学生を私は合格にする。

就職活動をビジネスとして便乗する人たち

就職活動に向けてのマナー、みたいなものがこの時期になってくると、あちこちで見かけるようになる。

正直、採用する側は、そんなところで判断していない

人生で初めての就職活動で緊張しているのは分かっている。スーツだって着慣れていないのも知っている。清潔感と自分が言いたいことをゆっくりでもいいから話してくれれば、それでいい。

そのことを企業側が受け入れずに、マナーとかどうでもいいことを学んでから来い、というのは上から目線にもほどがある。

そして、何より腹立たしいのは、自らは何もしないのに、企業側にも学生側にもあることないことを吹き込んで就職活動マーケットを作り出して儲けている企業やマナー講師とか名乗っている人たちである。

これこそ、本人たちは色々と言うであろうが、何の生産性もないビジネスである。いなくても困らない、むしろ、いないほうが良いかもしれない。

学生の皆さんには、自分が学生時代に学んできたこと、これから挑戦してみたいこと、を素直にアピールしてくれればそれで十分。表面的なものを取り繕う必要は皆無なのである。

よい学生さんに会えることを祈っています。

 

【ラーメン】賢記の海老焼売雲呑麺

横浜は関内にあるワンタン麺の専門店。

普通のラーメンはなくてワンタン麺かワンタンスープしかない割り切り方が素晴らしい。

券売機では、野菜雲呑麺、海老焼売雲呑麺、海老雲呑麺を選べるとのことで人気No1と書いてあった海老焼売雲呑麺をポチ。

食券を渡すと、細麺・太麺、塩味・醤油味から選べるので、細麺・醤油を選択。あと、蒸し鶏ネギご飯が無料サービスとのことでオーダー。ああ、また炭水化物だらけだ…

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外見ではワンタン麺に見えないほどワンタンだけで表面が埋まっている。

さて、まずはワンタン。

一口噛むと、中から熱い肉汁が出てきて口の中を占領する。肉だけではない、プリッとした食感は海老だ。

このワンタンはなかなか手強い。

スープはさっぱりした醤油系、麺は極細。ワンタンが強すぎてラーメンが負けてる。が、ワンタンが美味しいからヨシとしよう。

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そして、蒸し鶏とネギのご飯。これが美味しい。ご飯が進んでしまう。ビールが飲みたくなる…

お店のスタッフは中国系の方でしたが、日本語もしっかりしてて美味しかった。なんかこういう店は応援したくなる。

夜のおつまみセットもあるみたいだし、太麺の塩スープも気になるし、また夜に立ち寄ったみたい店が増えた。

 

香港雲呑専門店 賢記
〒231-0012 神奈川県横浜市中区相生町2丁目 横浜市中区相生町2丁目33
045-633-2007
https://goo.gl/maps/bgdnHRSRfwG2